おとなの発達障害…「ふつう」ってなんだろう

他の人と何かが違う。でも、何が違うの? 私、おとなの発達障害です☆☆ 

発達障害の診断~

発達障害」の診断を受けると、

 

初めの印象は、安心

 

自分と同じ様な人間もいるんだ という、とてつもなく大きな安心感

 

そして、

 

「障害」というコトバの響きに対してのショック

 

私は障がい者 

 

障がい者 というコトバを初めに聞いた時、

小学校の頃を思い出しました。

年に2回ほど、特別支援学校で過ごす子達と触れ合う時間を体験しましたが、

車いすの子、手足が極端に細い子、会って別れるまでずっとジャンプしている子、言葉が話せない子、大きな声で叫ぶ子、鼻から管が入っている子

そういう子達を思い出していました。

 

私も同じくくりなのか(ごめんなさい)

 

そんな気持ちが出てしまう。

 

障がい者という、枠組みが広い事を知りませんでした。

 

国語、算数、理科、社会、

 

苦手な教科はあったけど、勉強は一通りしてきた。

 

日常生活も、忘れ物なんかを省けば やり方くらいは知っている。

 

大人になれば ご飯も作れるし 就職して給料ももらい、生きていく為の方法なら人並みにできているハズ

 

障がい者というコトバを否定したくなりました。

 

でも

時間とともに解決できる内容ではないので、

 

自分を理解しようという気持ちがうまれて

 

普段何気なく行動する事の中で、人と違う所はどこなんだろう。

「変わっているところ」ってどこだろう

 

なぜこんな行動をとると、皆は嫌なのか、

 

 

新たな発見ですよ

 

 

 

私の子どもの頃は、極端な学習障害がなければ、あとは一般のくくりでした

支援学級に通われる子は、1人や2人しか見られませんでした。

 

母は、私が小学生の頃から、ちょっと変わっているからどこか診てもらった方がいい という先生のコトバを、ずっとそのままにしてきました。

 

いい大人になって自分で気づくより、

子どもの時に知りたかった気持ちもあります。

先生の意見、親の意見、第三者の意見、色んな話や関わりを私は持てたはず

そう思ったりもします。

不安は恐怖

ゴールのないトンネルを歩き続けられる人はそんなに多くないと思います。

 

他のみんなと外見は全く変わらないのに、

ほとんどの人ができていても、私ができない事がある のには、

理由があるんだと。

 

 

自分の苦手分野を知っておけば、

 

訳も分からず突き進むより、

 

自分の容量を超えた行動は避けたり、

(無理をした自分はその後どうなりやすいか)

 

自分の得意な事を認識したり、

 

挑戦する気持ちも持てたりと、

 

自分という存在を苦しいものから、コントロールすると案外やっていけるかもしれない へ変換していけると、

 

少しは生きやすくなりますよね。