自分と他人
右にいるのは、他人の子ども
左にいるのは、自分の子ども
もし美味しい食べ物があったら、先に食べさせるのは、
もし夜が来て夕ご飯を作り、子どもに声をかけに行くなら、
もし探していた雑誌が売られていたら、誰よりも早く買って、与えたいのは‥
左の子?
もし沢山喜ばせたくて、遊園地に連れていくなら
もし転んで泣いていたら最初に抱きしめるのは
もし外が寒くなってきて、掛物をかけて暖かくしてあげるなら
もしハッピーな数が決まっていて、選り分けられるなら、多くあげたいのは
左の子?
小さいころ、お友達の家に預けられた時、
一緒に遊んでいた友達のお母さんが、
夕ご飯を作ってくれたのですが
お友達のお皿のほうが大きくて、ご飯も沢山入れてあり、 お友達のご飯の横にだけ、おやつも1つ置かれていました。
すごくショックで
その時、初めて 人は区別するんだと知りました。
そして、その人に限らず、他の色んな人を見ていると、そういう人が多い事に気づいたんです。それまでは、全く考えつきもしない事でした。それが、ふつうの世の中であり、みんながそうする事だったんですね。
私の感覚はちょっと違って、
大人になってもそのままでした
自分の子どもと別の人の子どもを なかなか区別できず(外見の違いはわかりますが)
むしろ子どもに収まらず、大人も年寄りもみんな
同じに見えてしまいます
もっと言うと、
なんで自分と他人が分かれているのかも不思議です
私は目から世界を見ていて、私を見えない
他人と同じ生き物なのに、体が別々(。´・ω・)?
例えるなら、アメーバをなんでちぎって ひとつひとつ 離したのかな? って感じです