映画:テッド・バンディ
映画:テッド・バンディ
☺☺☺
実在した殺人鬼のお話。
面白かったです
あっという間の映画でした。
怖い場面は殺人鬼の話にしては、すごく少なくて、(最後の遺体の写真なんかは嫌でしたがW)
テッドの彼女の視点で、終始描かれている様な感じでした。
彼女は、なぜ彼が犯人の似顔絵と似ていると思い、警察に電話をしたんでしょう。
あれ?似てる…
っては思うかもしれませんが、
警察に電話をするって
彼にそれらしい仕草を感じた時があったのかな!?
かな!?
イケメン殺人鬼と言われるテッド
彼はすごく頭が良かったですね。
ある程度の事を、自分の思惑通りに進めていける。
殺人を繰り返しても、絶対バレない様にして、恋人の元に帰る。
裁判になっても、周りの女性たちに、無実だと思わせられる。
脱獄も2回して、
ちょっとした髭のはやし方や、身に着ける服で、全然別人になりすませる。
(これ、ちょっと算数の図形センスっぽくて面白かったです←前回書いた記事の算数脳パズルにあるんです(笑))
裁判中は、弁護士を無能扱いで解雇し、自分が自分の弁護士として、あれこれお話を披露する。
頭のいい彼にとっては、
この世の中のあれこれが、色んな角度で見えているから、
多少難しくても、
出来ない事は無い。
そんな感じに見えました。
だから、自分の趣味も、うまく隠して
やっと見つけた運命の人と、うまく生活していけるはず。。
そうも思うかもしれませんね。(彼じゃないから、知りませんがW)
裁判長にも、指を指して自分の弁を奮い立たせる。
ぼくの人生を邪魔する人達
もしくは
ぼくの人生は、ぼくのもの。
そういう雰囲気もありましたね。
色んな角度から物を見て、色々考えて スマートに行動できても、
人の心は見ることができずに‥
そこが、痛いところです。(難しいところ?)
自分がされたらどう思うか
あまり、ピンとこないかもしれませんね。(ヤバいとは思いますが、ちょっと共感)
すてきな恋人と、恋人の子どもと、家を買って、犬を飼って、浜辺の近くで暮らす夢
それは、テッドだけが持っていて、テッドだけが叶えても良くて、テッドだけが大切なんだという様子
そんなすてきな夢が(夢の内容は人それぞれですが)、道ですれ違うあの人にも、隣でバスを待つこの人にも、郵便を配達するその人にもあるんだって所は、
あまりピンとこないかもしれませんね。
そんな事は、誰も教えたりしませんしね。(なんでだろう(゜-゜))
人の痛みや、怖さの感覚がわかりにくい人もおりますが、
人のこころをどんな風に知るかって、開けて見れるものじゃないし、
人の感覚って多種多様ですし
難しいよな って思いました。
殺人鬼の彼は、環境によっては殺人までに至らずにすんだんでしょうか。
物事の受け止め方をもっと細かく知る事や、困難への対処法なんかが色々知れていたら、何か変わったんでしょうか。
色々考えてしまいました。